【スクラッチ入門・15】正三角形をかいてみよう

・試しに「60度回す」で図形をかいてみたらどうなる?

(1)試しに、60度回して図形をかいてみましょう。画面のようにプログラムを作ります。「緑の旗を押したとき」に続けて「ペンを下ろす」「○歩動かす」「右に○度回す」ブロックをつなげ、数字を「100」と「60」に変えて「100歩動かす」と「右に60度回す」にします。

(2)画面上の「緑の旗」を何回かかタップして、ネコを1周させましょう。かかれたのは、正六角形ではないでしょうか。 


・自分の目線で、回る角度を考えよう

 (1)自分が三角形の辺の上を歩いていると考えてみましょう。まっすぐに歩いて、曲がります。下の式のように計算すると、三角形の内側の角度(内角)を60度にするためには、直線の180度から60度を引いて120度曲がることが分かります。 

(2)さっき作ったプログラムの、「右に60度回す」の数字を「120」に変えて「右に120度回す」にします。

 (3)画面上の「緑の旗」を何回かタップして、ネコを1周させましょう。今度は正三角形をかくことができましたか? かくにんしたら、「ペン」の「全部消す」をタップして、線を消しておきます。 


・「繰り返す」ブロックを使って正三角形をかく

(1)プログラムを完成させましょう。「制御」の「○回繰り返す」ブロックをドラッグし、「100歩動かす」と「右に120度回す」ブロックを囲むように追加します。

(2)数字を「3」に変えて、「3回繰り返す」にします。

(3)画面上の「緑の旗」をタップしてかくにんします。正三角形をかくことはできましたか? かくにんしたら、「ペン」の「全部消す」をタップして、線を消しておきます。

[出典] 

「ゆび1本ではじめるScratch3.0かんたんプログラミング[超入門編]」(ジャムハウス)

はじめる! 楽しむ! プログラミング −こどもプログラミング教育のツボ- | ジャムハウス

いよいよ2020年に小学校から必修化となるプログラミング教育。 「なんのためにプログラミングをするの?」 「具体的にどんな勉強をするの?」 「教材はなにを使えばいいの?」 などと、疑問の声もたくさんあるのではないでしょうか。 このサイトは、プログラミング教育必修化に備えるお子さまと親御さま、それを教える先生方のための総合情報サイトです。